今月のお花

お花は銀座「スズキフロリスト」の増田様の作品です

スズキフロリスト増田 英光さん 花キューピット コードNO.41-015〠104-0061東京都中央区銀座3-12-9TEL:03-3541-8700  FAX:03-3541-7937

「アセビ馬酔木)」

アセビには「犠牲」「清純な心」「献身」「あなたと二人で旅をしましょう」という花言葉があります。

花色による花言葉の違いはありません

白やピンクの可愛らしい花を咲かせることから「清純な心」という花言葉がついたとも言われます。


アタミザクラ(熱海)」

「日本一早い桜」と称されるあたみ桜は、レモンやナツメヤシとともに1871年(明治4年)頃に熱海を訪れたイタリア人によって熱海にもたらされました、その後、先人たちの努力により増殖が行われ、市内各地に植栽されました。

さらに下田の御用邸(1972年)や伊勢神宮(1973年)、東宮御所(1976年)に献上されたことで広く知られるようになったといいます。熱海市では市制施行40周年を記念して、1977年(昭和52年)4月10日にあたみ桜を「熱海市の木」に指定しました。


一般的な桜の開花期間は1~2週間ですが、あたみ桜の開花期間は1カ月以上と長いことも特徴のひとつで、開花期間が長い理由は、花のつき方にあります。あたみ桜は、ひとつの枝に、早い時期に開花する花芽と遅い時期に開花する花芽の二段構えに形成されているため、より長く楽しめるというわけです。

トウカイザクラ東海桜)」


中国原産のシナミザクラと日本原産のコヒガンから生まれた園芸品種です。シナミザクラは実が食用になり、コヒガンはエドヒガンとマメザクラという日本の野生種です。

春、葉が出る前に花が咲きます。小ぶりの花がたくさん咲くので花で枝が隠れるほどです。淡い桜色の花には良い香りがします。

幹は株立ちとなり、枝は上を向いて伸びて行きます。まるで箒のような樹形です。

枝には小さな根がたくさん出ているので、枝を切って土に挿すと良く根付きます。

晩春に丸くて赤いサクランボが実ります。

ロウバイ蝋梅)」


蝋梅の花の咲く季節は1月~2月。まだ鼻の先が赤くなるくらい寒い時期に蝋梅の花は咲き始めます。冬の寒いさなかに目の覚めるような優しい香りの花を咲かせます。

蝋梅の花はカスタードクリームのような柔らかく明るい黄色で、蝋でコーティングしたような半透明の質感が魅力です。

蝋梅は切り花でも楽しめます。花き市場では12月頃から花の咲いた蝋梅の枝が流通し始めます。水揚げが良く、長く花を楽しめる枝物です。蝋梅を玄関に飾ると、帰宅時にうっとりするほどの芳香を楽しめます。

ツリーの準備です」今年は枝振もとても立派なツリーを増田さんが仕入れてくださいました。


樅の木の学名はアビエス abiesラテン語)アビエスは“永遠の命

厳しい条件下でも生き続け、次代に命をつなぐ強い生命力を持った木と言えます。


もみの木は一年に一度、生きたまま家に入ることが許された木です。

その昔、ヨーロッパは今よりも寒く、狩猟民族の彼らは冬季、冬ごもりをしました。

限られた空間の生活ではウイルス菌や風土病などにより幼児や体の弱ったお年寄りが命を失っていました。

体験的に知った抗菌効果のある樅の木を家の中に入れ、家族を守ったのがクリスマスツリーの起源と言われてます。

紅葉ドウダンツツジ」

ドウダンツツジの紅葉です。

ドウダンツツジは四季折々の魅力がある樹木です。春にスズランのような白い花を鈴なりにつけたかと思うと、明るい緑で小さな葉の新芽をだし、これから晩秋にかけて真っ赤に紅葉します。

「ドウダンツツジ(灯台躑躅)」

ドウダンツツジの花言葉は「上品」「節制」そして「わたしの思いを受けて」。 「上品」は清楚で可愛らしい花姿から。 「節制」は厳しい環境に耐えられる強さを持つことにちなみます。 「わたしの思いを受けて」という情熱的な花言葉は、「満天星紅葉(どうだんもみじ)」とも呼ばれる、真紅に燃える火のような美しい紅葉からでしょう。

アンスリウム・フーケリー」

大紅団扇)            

アンスリウムには、「恋に悶える心」や「煩悩」などの花言葉があります。ハート型の葉をつけることから、恋愛に関係する意味合いが多いようです。アンスリウムには色別の花言葉もあり、定番の赤いアンスリウムには「情熱」、ピンクのアンスリウムには「飾らない美しさ」、白いアンスリウムには「熱心」といった花言葉があります。

「あせび(馬酔木)」

馬酔木は、1年中グリーンが楽しめることから庭木や生け垣に使われることもある身近な植物です。歴史はとても古く、万葉集にも登場するほど昔から親しまれています。

「ヤマボウシ(山法師)」

ヤマボウシ の名前の由来は、花に見える中央の球形の花序を僧侶の頭に、それより下の花びらに見える総苞片を白色の頭巾に見立てて比叡山の延暦寺の山法師になぞらえたものといわれています。中国名は「四照花」で、これは樹全体を覆うように白い花が咲いた時の四方を照らすような美しさからつけられたものです。